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Product Development

Product Note: 1SE

これから世の中にあるProductについて勝手に評価して改善提案をしていくことにします。第一弾はMobile Appで個人的に一番のお気に入り、1SEです。1SEはCeaser KuriyamaによってProduceされたモバイルビデオ編集アプリで、映画『シェフ!』で使われたことで有名になりました。このアプリで何ができるのかはこの映画のシーン↓を見てもらうのが一番わかりやすいと思います。


Productの特徴

1SEの特徴は、1秒という"制約"を入れることによって動画編集の手間を圧倒的に削減したことです。PCで重たい動画編集ソフトを立ち上げて、動画をメディアから取り込んで、タイムラインに日々の素材動画を読み込んで、編集するという手間を「スマホで日々の動画から1秒を切り取る」というActionだけにすることで誰でも簡単に自分の過ごしてきた日々を振り返ることができるようになりました。

主要機能一覧

  • 動画Projectの作成(アルバムのようなイメージ)
  • カレンダー上に動画を追加:フォトライブラリからPick Upし、1秒フレームの開始タイミングを指定
  • フォトライブラリから自動で動画追加(修正可能)
  • BGMを指定(Subscription機能)
  • 指定した期間のVideoを書き出し(2021/1/1~現在まで など)

Product Value Proposition(勝手に想定)

  • User Job: 日々撮りためた動画をカレンダー順に繋げた記録動画を作る
  • Pain: 日々の動画を編集するのに膨大な時間がかかる
  • Gain: 編集クオリティの高い動画
  • Solution: 毎日スマホで撮影した動画の中からベストな1秒を繋げて編集する
  • Pain Reliever: 動画をPick Upして1秒フレームの開始タイミングを指定するだけでOK
  • Gain Creator: SubscriptionすることによってBGMを追加できる

Product固有のKPI(勝手に想定)

  • 記録日数=Tag付けしたVideo数
  • 書き出したVideoの数
  • Project数

競合Product(勝手に想定)

勝手な改善提案

  • 動画の自動挿入機能について、顔認識などで関連性の高いものを挿入できるようにする
  • 自動提案の機能を利用して同じカレンダーでも複数パターンのクロニクル動画を作ることができる
  • 複数年の動画を撮りためるとスマホのストレージが圧迫されるのでクラウドストレージに動画素材と編集データを置けるプランが欲しい

まとめ

  • 1SEは本当に最高 of 最高のアプリ。
  • ヘビーユーザーだからこそ、毎日の動画Pick Upが割と大変だったが、Auto Fill機能で解決した。
  • スマホのストレージもかなり圧迫するので、クラウドストレージと連携したプランが欲しい。